西米良村

お肌つるつる、美人の肌で評判の温泉。疲れを癒して

四季のうつろいを感じることのできる浴場で、肌がしっとりつるつるになる美人の湯を楽しむことができます。お食事処では、旬の食材を使ったお食事をお楽しみいただけます。7月中旬から9月中旬の夏季限定で、川のせせらぎを聴きながら涼やかにお食事できる「にしめら川床」も特設されます。手作りひなまつりや冬至のゆず風呂、ほおずきのクリスマスツリーなど季節ごとのおもてなしもあり、身も心も癒されること間違いなしです。隣接するコテージ施設には宿泊もでき、お得な宿泊プランもありますので、ぜひ、お泊まりいただき、ゆた～っとお過ごしください。

令和の時代の桃源郷

「令和の桃源郷おがわ作小屋村」は地区住民が運営する茅葺屋根のお食事処です。「作小屋（さくごや）」は山仕事をする際、寝泊まりしていた作業小屋のことで、西米良村に古くから伝わる文化の一つです。人気メニューは四季ごとに中身が変わる「おがわ四季御膳」。地元食材をふんだんに使った16皿の小鉢が並び、さまざまな郷土料理を味わうことができます。コテージ宿泊もできるようになっていて、桜や紅葉など季節の移り変わりを感じられます。ゆっくり流れる時間の中で、どこか昔懐かしい雰囲気をお楽しみください。

菊池の歴史の一端に触れる場所

約400年間、米良の地を治めた米良菊池氏。版籍奉還の折、「国に土地を返しては領民が暮らしてゆけまい」と最後の領主である菊池則忠公は土地をすべて領民に分け与えられ、村をあとにされました。その遺徳は今もなお語り継がれています。「菊池記念館」はそのご子孫である菊池武夫公が住まわれていた館で、当時のものがそのまま残っています。記念館横の階段を上ると「歴史民俗資料館」があり、焼畑の歴史や人々に暮らしを伝える民俗資料をはじめ、米良菊池氏の遺品や書簡など、村の歴史を伝える約1,000点の貴重な資料を収蔵・展示しています。

山の命と共に生きる

「ジビエ」とは、鹿や猪など狩猟の対象となり、食用とする野生鳥獣、またはそのお肉のことです。西米良の人々は「ジビエ」を貴重なタンパク質として古くから重宝してきました。尊い命をいただくことに感謝し、無駄にすることなくおいしく味わうため、村では国の認証を受けたジビエ加工施設を整備しました。この施設で処理することにより、ご家庭で「ジビエ」を安全・安心に食べていただくことができます。また、地どれの「ジビエ」をもっとおいしく、もっと多くの人に味わっていただくために、村内数店舗で「にしめらジビエフェア」を毎年、開催しています。期間限定メニューや限定特価がありますので、ぜひお楽しみください。

香り高い柚子

西米良村を代表する農作物「柚子」は古くから栽培されています。寒暖差のある場所で育てることで香り高くなる「柚子」は7月下旬から青柚子で収穫し、11月頃からは黄柚子で収穫します。柚子胡椒を作ったり、皮をうすく削いで汁物に入れたり、細く切って煮物に添えたり、用途はさまざまです。「柚子」を生かした加工品もあり、お湯に溶かして飲む「ゆず茶」、サイダーや焼酎で割って楽しむ「ゆずシロップ」、ドレッシングやポン酢など、幅広い品揃えとなっています。他にも、「柚子」を丸ごと使った「姿ようかん」や「ゆず最中」、「ゆずスティック」などのお菓子もあり、村内の観光施設で購入することができます。

肉厚の原木シイタケ。じゅわっと旨味が広がる！

国産の原木（クヌギなど）を使用して栽培を行った「原木シイタケ」は肉厚で、香り豊かになります。乾シイタケはみやざきブランドとして認証されており、全国に出荷されています。シイタケはそのまま焼いて食べたり、煮つけにしたりが一般的ですが、「シイタケ南蛮」にして食べるのもオススメです。作り方はチキン南蛮を作る要領で、鶏肉をシイタケに変えるだけ。とってもヘルシーになりますし、旬の肉厚シイタケ本来の風味を味わえる一品です。村内施設で食べることもできます。

「カリコボーズ」とは、米良地方に伝わる精霊のこと。春の彼岸から秋の彼岸までは川に下り「水の神」、秋の彼岸から翌年の春の彼岸までは山に登り「山の神」になると言われています。ちょっとしたイタズラもしますが、決して悪さはしません。豊かな米良の山里に生き、人々の暮らしを見守ってくれています。ちなみに「カリコボーズ」は心の綺麗な人しか見ることはできないと言われています。