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紡ぐ感動 神話となれ 日本のひなた宮崎 国スポ・障スポ 第81回国民スポーツ大会 第26回全国障害者スポーツスポーツ大会

第8号 番組出演者(ウエイトリフティング、なぎなた)インタビュー特集

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大会公式番組「100万人のひなたのチカラ」

第2弾 出演者インタビュー特集

自分の体重よりはるかに重いバーベルが上下にしなりながら持ち上がる迫力は必見! 
種目は、「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」の2種目です。3回の試技で成功した最高重量が記録となり、「スナッチ」、「クリーン&ジャーク」及び「トータル」で順位が決定します。
スナッチ
床に置いたバーベルを両腕が完全に伸びきるまでの単一動作で頭上へ一気に引き上げ、立ち上がる競技
クリーン&
ジャーク
床に置いたバーベルを第1動作(クリーン)で肩まで引き上げて立ち上がり、第2動作(ジャーク)で静止姿勢から両足を曲げ伸ばすと同時に、両腕が完全に伸びた位置までバーベルを単一動作で挙上する競技
 
数字で結果が出る競技の楽しさ

 私がウエイトリフティングを続けている最大の理由は、シンプルに「楽しいから」です。この競技は、良くも悪くも、私たちの努力が数字としてハッキリと結果に出てしまうという厳しさがあります 。だからこそ、きつい練習を乗り越えて「1キロでも記録を伸ばせた時」の喜びが、本当に大きいんです 。そして、ぜひ皆さんに注目してほしいのが、競技の裏側にある「チーム戦」です 。試合中の重量申告は、ライバルとの「心理戦」で、実は選手本人というより「サポートしている人たちの心理戦」です。セコンドと「信頼関係」を築いて、「これは絶対できる」と信じてもらった重量を上げる。その一体感が、この競技の醍醐味なんです 。
 厳しい挑戦を続ける中で、遠く京都から応援してくれる家族、そして日頃から一緒に練習に励む高校生たちは、私にとってかけがえのない心の支えになっています。彼らの存在があるからこそ、私は次の目標に向かって、力強くバーベルに向かい続けることができます。

日常で感じる魅力
 ウエイトリフティングは、実は健康やダイエットにもすごく効果があるんです 。市民の方からは「肩が軽くなった」「肩こりが取れて楽になった」という声をよく聞きます 。日常生活で重いものを持ち上げる時も、無意識に競技の時の引き上げフォームをとっちゃうくらい、もう動作が体に染みついています(笑)。そういうところも、競技を続けていて良かったところです。
悔しさをバネに技術を追求!
 私がこの競技を続ける原動力になっているのは、「大学4年間でやりきることができなかった」という強い悔しさです。周りがどんどん記録を伸ばしていく中で、怪我をして何もできなかった時が一番きつかったですね。そんな時でも、家族や宮崎で指導してくださるコーチ陣のサポートが、私の心の支えになっています。
 競技の魅力は、「パワーには頼らない技術」の重要性にあると強く感じています。バーベルを上げる軌道って、実は玉が外側に行くと乗せるのが難しい「けん玉」とすごく似ているんです。いかにバーベルを体の近くに通すかという繊細さが求められますし、「膝の反動」を使う感覚もけん玉と共通しています。筋力だけでなく、高い技術と集中力が求められるところに、この競技の奥深さがあるんです。
 食事管理も大変です。階級を上げるために、とにかく食べ続けています。増量をする際は、食事を1日5回とる日もあります。
目標は、地元で金!
 この目標を達成し、これまでのサポートや声援に恩返しをしたいという気持ちが強いです 。競技を通じて、ウエイトリフティングの面白さや、選手の持つ「個性」を多くの人に知ってほしいと思っています 。地元で開催される国スポの舞台で活躍することで、宮崎県の方々に元気と喜びを与えられるように金メダル獲得に向けて全身全霊を捧げます。
勝利だけじゃない!生徒が学ぶ「地域の絆」
 部活動では、競技で勝つことと同じくらい、人間として成長することを大切にしています。部員たちには積極的に地域活動に参加させています。学校の周りや、市内の施設をみんなで掃除する。地元のお祭りがあれば、力仕事を買って出てお手伝いする。体力が自慢ですから、こういう時に大活躍です!
 地域の方々から「ありがとう」と声をかけてもらう。これが、生徒たちにとって一番の成長の糧になるんです。自分たちが地域の役に立っているという自覚と誇りを持つ。これが、将来社会に出たときに必ず役立つ、最高のトレーニングだと思っています。
「ウエイト=力持ち」の壁を壊したい!
 地域に開かれたスポーツへ
 ウエイトリフティングと聞くと、「力持ちのスポーツでしょ?」「ちょっと怖い」というイメージを持つ人が多いですよね。でも、そうじゃないんですよ。私はこの競技を「誰でも、いつでも楽しめる身近なスポーツ」にしたいと思っています。
 健康のために筋力をつけたい、運動能力を上げたい、という人にとって、ウエイトリフティングは最適です!
なぎなた競技には「試合」と「演技」の2つがあります。試合競技では、防具を身につけ定められた部位をお互いに打突して勝負を競い、演技競技では、防具を身につけず指定された形を対人で行ってその技を競います。
インターハイの常連校である宮崎南高校なぎなた部部長の𠮷田百合子さん、葉山優奈さん、関崚汰さんに「なぎなた」の魅力についてお話を伺いました。
剣道経験者から見たなぎなたの奥深さ

𠮷田部長:
 なぎなたを初めて持ったとき、「長いから難しそう」と感じたのが正直な感想です。実際にやってみると、力が入りすぎると体が振られてしまうなど、扱うのが難しく、この難しさが、逆に面白さにつながっています。
 特に、剣道では体を前に向けるのですが(正対)、なぎなたは「半身(はんみ)」の構えが必須です。剣道で身についた癖を直すのが本当に大変でした。
 防具も剣道とは違います。剣道では2本の面紐が、なぎなたでは3本になります。さらに、防具の構造など、細部にわたる違いも面白いポイントです。

喜びと悔しさが成長を促す

葉山さん:
 勝てたはずの試合に負けたときや、頭ではわかっていても体が思うように動いてくれなかったときには、責任を感じます。
 でも、その悔しさがあるからこそ、今までずっと勝てなかった選手に勝てた瞬間の喜びは格別なものになります。
関さん:
 僕の場合、宮崎県内で男子部員が少ない中、ライバルとの試合を通じて「成長を感じられる」ことが、競技を続ける大きなやりがいになっています。
 勝利だけでなく、悔しさも全てを糧にして成長できるのが、なぎなたという武道の醍醐味だと感じています。

精神面を鍛え、日常にも活きる競技性

𠮷田部長:
 なぎなたをやっていて感じるのは、技術だけでなく、精神面も鍛えられるということです。キャプテンになってから特に、「周りを見る力」や「他の人をまとめる力」が身についたなと感じています。真剣に取り組むことが、人としての成長に確実につながっていると思います。
 面白い「なぎなたあるある」もあるんです!日常生活でホウキとか長い物を持っちゃうと、無意識に横に構えちゃう(笑)。それから、表彰状をもらいに行くときに、なぎなたの基本の歩き方である「すり足」みたいに、つま先から歩くこともあって。気づかないうちに、なぎなたの所作が生活の一部になっています。

信頼できる先生と仲間が作る「居心地の良さ」
𠮷田部長:
 私たちにとって、顧問の草野汐梨先生は心の支えです。(全員頷く)先生は、私たちが「やりたい」と言ったことを否定せず、「じゃあやってみたら」と背中を押してくれます。だから、私たちはのびのびと活動できています。もちろん、悪いところはきちんと叱ってくれる、熱意ある指導も魅力です。
 先生やOB・OGの方々、外部の先生方が練習相手になってくれるなど、本当に多くの人に支えられていることが、私たちチームの強さの秘訣です。この部活は、学年や男女の壁もなく、「居心地がいい」場所です。みんながお互いの感情に気づき合える、強い絆で結ばれています。